アラビア半島の旅

 ワールド航空(酒井添乗員)によるアラビア湾岸の10日の旅に行きました。福岡空港からCX511便にて台北経由、香港乗換でUAEのドバイ国際空港へ、MSCファンタジアにてドバイ、カタール、バーレインへの船旅。ドバイから空路香港経由で福岡空港へ帰国した。かっては海のシルクロードの中継地として栄えていたが、50年前まで、大部分は何もない砂漠に国でした。真珠で財を成したが、1930年頃にはミキモト真珠の開発により大打撃を受けた。しかし1966年石油が発見されると、財政が豊かになり、UAEは世界一綺麗で安全な、そしてあらゆる面で最上級を味わうことが出来る国になりました。人口の915万人のうち13%の人がUAEの国籍を有している。その他の住民は外国人の出稼ぎ労働者である。

ドバイ、アブダビ、シャルジャ、アジマン、ウム・アル・カイワイン、フジャイラ、ラスアルハイマの7つの首長国連邦のなで、最も注目されているのがドバイ  
  ド バ イ  
世界で一番高いビルバージュ・ハリファ:824m地上160階建て




ダイナミックな噴水ショー:水の高さは150m、長さは275mで3分間見られる。
145階 456mのアット・ザ・トップからの眺め
噴水ショーが見られる人工池
沖合に埋め立て建築中は、世界地図を模した『ザワールド』 右にはMSCファンタジア号が停泊している。
世界最大のドバイモールの水族館:世界最大の水槽  なんでも世界一 オールドスーク
ゴールド・スーク 世界一大きな金の指輪、18金のワンピースなど金金金、、
スパイススーク
サフラン、ドライレモン、シナモンなどのスパイスが所狭しと並んでいる 名物のナツメヤシやキャメルチョコを購入
ドバイ クリークをアブラ(渡し舟)に乗って、古い町並みを保存したバスタキア地区へ。

ドバイ博物館
1787年に建てられたドバイで最も古い現存する建物。しかし余り歴史のあるものは見られなかった、、、砂漠の民と漁師であった
50年ほど前までは、鷹匠が活躍していた
イラン、インド東アフリカを往来していたダウ船 ドバイで最も美しいと言われているモスク ジュメイラモスク:1997年建設
昼食 世界最大の人工島パーム・ジュメイラには11軒のホテルがある。海底トンネルで繋がっている。
デザート・サファリー
ワールド航空の計らいで、シルバ二ヤス島キャンセルの代替観光として計画をしてくださった。
ドバイからトヨタランドクルーザで1時間 傾斜角度30度を走る4WD、車は全て日本車だ
アフリカと違いセミデザートだ キャンプでバーベューとショー 左後ろには砂漠に太陽が沈んで行く。
ラクダ体験 エキゾチックなベリーダンス
MSCファンタジア号
2017年3月18日Dubai U.arab Emirates から25日土曜日まで7泊8日の船旅です。
MSCファンタジア号はイタリア国籍で、137,936トン、1637室乗客3,264名、乗務員1,370名 の豪華客船でした。その中でヨットクラブと言う16、18階のスイート階に参加者10名が宿泊し、優雅な極上の空間を楽しみました。
食事は、15階前方のヨットクラブ専用の部屋で24時間飲み物と軽食が無料で提供されましたし、レストランも15階に専用のレトワールがありました。
ヨットクラブのコンシェルジュ 船室16012はバス、ベランダ付き、アルコールを含む飲食物すべて無料
多くの日本車が輸入されている。トヨタ車が最も人気があるが三菱も多い 船室からのドバイ遠景      夜中には、電飾された油田採掘機のタワーがいくつも見える。
またドバイでは、日本企業が作った世界最長の無人鉄道『ドバイメトロ』に乗りました。
UAEの首都アブダビ
アブダビはUAEの首長国であり、面積の80%を占め、18世紀に首長国が建国され、その後イギリスの保護国となった。1971年にイギリスが撤退して独立を果たすと同時に、独立した周辺の首長国と共にU.A.Eを結成した。
数十年前までは埃にまみれた小さな村であり、内陸部のオアシスでラクダの飼育やナツメヤシの栽培を行い、夏季には海岸部で漁業や真珠の採取くらいしか産業がなかった。
広大な国土に埋蔵された豊富な石油資源によって1962年から始まった石油時代とともに発展し、今では高層ビルが林立する石油で潤う大都会に変身している。
アブダビ港に接岸したMSCファンタジア号 観光バス 入場前に服装チェック:女性はスカーフと長袖、荷物検査もある。
世界一美しいと称されるモスク シェイク・ザイード・グランドモスク:    白亜の大理石で作られている。82個あるドームの頂上部には24金の玉が飾られている。
世界最大のシャンゼリア。
スワロフスキー製のシャンゼリアは約9トン。


世界最大の絨毯
のべ2万7千人の女性によってこのモスクの内部で制作された。

2007年完成、総工費約6千億円とも言われる。

このスタイル、トイレの入口では、またも
woman is over there
      と言われた
トイレの横にあるこれは?? なんと足洗い場だそうです。
港に係留されていた軍艦、UAEで僅か26隻だそうです。
ヘリテージビリジ
石油が発見される以前のアブダビの生活様式 50年前のベドウイン(砂漠の民)の家、なんと貧しいヤシの家と    船
7つ星のエミレーツパレスホテルのカフェ『Le cafee』.へ
敷地100ha,総工費 30億$。イスラム独特の114個のドーム アブダビ一の豪華ホテル

ホテルの玄関にて
噴水があり、周囲にはモダンな建物が並ぶ
名物の金箔カプチーノ
金箔を使ったカプチーノとケーキで125ディルハム(3800円)は贅沢なティータイムでした。



天井はすべて純金、真珠やクリスタルがふんだんに使われている。
UAEからバーレーンへ終日航海
フォーマルな日
船室:トイレ、バス、ウオークインクロゼット付き 17階船首のヨットクラブ専属”トップセールラウンジ”

上は夏塩沢の薄物のお対に仙台平の袴

左は大島紬のパッチワークの袖なし半纏                   
昼間は浴衣姿で水泳、ヨットクラブ専用のワンプール、ジャグジーそしてタイ式スパ                プールサイドのビュッフェ
レトワールでの夕食後は、シアターでオペラ椿姫を鑑賞 今日はフォーマルドレスの日、着物は高人気でした。

バーレーンの首都マナーマ
バーレーンはペルシャ湾に浮かぶ小さな島で、長さ40Km、幅15Kmです。1521年ポルトガルに占領され、1602年ペルシャ人に占領された。1971年独立。人口は131万人、アラブで初めて石油が発見されたが、
その石油も後20年もしないうちになくなると言われている。
現在は石油収入をもとにしてインフラ整備や金融貿易石油の精製、アルミの精錬の拠点として急成長を遂げている。
港での歓迎を受ける。 お茶とお菓子の接待を受ける
 隣国サウジアラビアとを結ぶキング・ファハド・コーズウエイ
1986年完成キング・ファハド・コーズウエイの世界最長の25Km 国境の検問所 鉄柵の向こうがサウジアラビア。 ビザの取得が困難。
 世界遺産のカラート・アル・バーレーン2005年ユネスコ世界遺産に登録された。
デイルムンと呼ばれる文明があり、メソポタミヤとインダス文明の中継貿易の拠点として栄えたようだ。                     1512〜1622年バーレーンを支配したポルトガルが残した城砦跡です。
ビルの谷間での風力発電、石油の豊かな国で??? 国立博物館へ

長さ333m、幅37.9m
MSCファンタジア号は夕方バーレーンを夕方に出航し、珊瑚礁の浅瀬のために航路(赤と青の浮標の間隔)は狭く、
 カタールの首都ドーハーへ  
ドーハー港、公害によるスモック 真珠取りで栄えていた記念碑
  人工島プロジェクト”ザパール・カタール”  ウオーターフロントでは立ち並ぶ高層マンションと豪華クルーザー。日本では考えられない豪華さだ!
イスラム芸術の粋を極めたイスラム芸術博物館                                          
2008年開館の博物館のエントランス 内部の吹き抜け 何と エメラルドのグラス
アラブのマーケット スーク・ワキーフ
この道の裏は入り組んだ迷路のような路地に店が並んでいた。 華やかな衣類
シルバ二ヤス島  アラビア最大の自然保護区、1977年保護区として整備を開始し、2016年冬からMSCクルーズの寄港地となった。                                                                 
                                                     シルバ二ヤス島に上陸予定だったが、波が高くて、テンダーボートに乗り移ることが不可能と船長が判断し、ドバイへ向け終日航海となった。
4WDに乗って動物保護区のサファリードライブとプライベートビーチでのビュッフェの予定であった。                                  下船を試みるテンダーボート

終日航海となった
シアター
ヴェりデイの歌劇椿姫を鑑賞した
ヨットクラブ専用のレストラン・レトワール プールとジャグジー ヨットクラブ専用の船首のトップ・セールラウンジ。優雅なひとときが過ごせた
 ドバイを17時55分CX746便は機材のトラブルのために5時間遅れ(日本時間午前3時に)香港へ向け離陸した。
香港で慌ただしく乗り換えて福岡空港に15時40分予定が、偏西風が強く、30分早く到着した。