南米ワールドクルーズNo11ポートスタンリー(フォークランド諸島) 2月21日
 三井造船は『MITUI OCEAN FUJI』をデビューさせた。今回JTBがチャーターした2025年1月9日〜4月9日90泊91日の旅に参加しました
2月19日にウッシュアイアを出航した”ふじ”は、ビーグル水道(ダーウインが探検航海した船名による)を通り大西洋へ入り、北北東に針路をとり、21日午前7時にフォークランド諸島のポートスタンリー(イギリスの初代総督の名前)に着いた。
 ポートスタンリーはフォークランド諸島のイギリス領の首都である。大航海時代には1520年ポルトガルのマゼラン、あるいはスペイン、イギリス、オランダ、フランスなどがこの島を訪れていた。パナマ運河が開通するまでは捕鯨の基地であり戦略上の要塞であったことから、18世紀には領有権争いの舞台となった。1767年スペインはフランスからフォークランド諸島の売却を受けた。1833年からイギリスが海軍ビーグル号を派遣し実効支配をしていた。スペインから独立したアルゼンチンはフォークランド諸島を継承すると主張して、返還を要求していたが聞き入られなかった。1982年にアルゼンチンとイギリスの間で領有権問題で紛争が起こった。中国政府はこの紛争を台湾侵攻想定したモデルとして、考えているらしい。
東西のフォークランド島と776の小島からなる。羊は50万頭、1人当たり160頭、スノーホワイトで柔らかく人気がある毛織物である。2010年には近海で油田開発が行われている。人口は3400人、小型飛行機用の滑走路がある。
 

 
 セミフォーマルの日    南米大陸から500KM離れている
 朝7時にフォークランド諸島のポートスタンリーに着く  ツーシスター山:フォークランド戦争の激戦地  ポートスタンリーの町並
 テンダーボートでポートスタンリーの港へ  墓地 ジプシーコーヴ: 綺麗な砂浜だが、フォークランド戦争で地雷がまだ埋まっており立ち入り禁止、ここにペンギンが住んでいる
   
   
 ゼンツーペンギン       と  キングペンギン  高地ガチョウ マジェランペンギン
   ボランティアポイント:ペンギンや鳥たちの営巣地  マゼランペンギンの雛
 
 廃船:1879年イギリスを出航したレデイ・エリザベスはホーン岬を航行中に損傷を受け、ここに繋留されていたが強風により座礁した
 クライストチャーチ大聖堂:1892年建設5つの鐘が鳴る大聖堂の塔           19世紀のステンドグラスの窓
 
 トーテムポール:世界の様々な場所への距離と方向が、  ヒストリック・ドックヤード・ミュージアム:イギリス領有権の正当性を
サッチャー首相の銅像がある。
 人口3600人の町のメインストリート。徒歩10分で回れる