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鯵(アジ)

瀬戸内海では、鯵が一年中サビキ仕掛けで簡単に良く釣れます。回遊して来ると、入れ食いの状態となり、1度に五匹〜八匹も釣れ、クーラーが一杯になることもあります。しかも食べると美味しい魚です。また色々な料理方法があります。
                            鯵 の 冷 汁
  釣った鯵を、味噌と氷で簡単に作れる夏の美味しい料理です。これと鯵の刺し身で、10時過ぎにはいつもビールが入ります。暑い日、船の上で簡単に出来て、美味しい料理です。豪華さはないですが、熱中症の予防にもなります。
鯵を3枚におろし、皮を手で剥き、小さく切る。
冷水を味噌で味を付ける。
刻んだ鯵と氷を入れる。
お椀に注ぎ、ネギをかけて、出来上がり。
  そ の 他 の 料 理 
   鯵の姿造り
  鯵を3枚におろし、皮を引き、腹骨と小骨を取り除き、鯵の身を1cm幅に切る。鯵の骨を折って写真のように曲げて、鯵を盛り付ける。
 小鉢に醤油、大根おろし、ショウガのすりおろし、ポン酢を合わせて、つけ汁を作る。
   鯵のタタキ
 鯵を3枚におろし、皮を引き、腹骨と小骨を取り除き、鯵の身を1cm幅に切る。鯵とネギのみじん切り、ショウガの千切りに、醤油とポン酢を混ぜ合わせて盛り付ける。
   鯵の空揚げ
   鯵を3枚におろし、皮を引き、腹骨の付け根に包丁を入れて身から腹骨を浮かせる。頭をまな板に立て、上唇に包丁の刃先を入れ、半分に割る。
 鯵に塩、コショウを振り、小麦粉をまぶす。余分な小麦粉ははたいて落とす。
 揚げ油を低温にして、キツネ色になるまで5、6分揚げ、揚がる少し前に火を強くする。
   鯵の握り寿司

有田焼の柿右衛門の皿です。
寿司とよく合います。
 寿し飯を作って冷やしておく。
 鯵を3枚におろし、腹骨を削ぎ取る。水カップ1に塩カップ1/10を溶かした塩水に鯵を30分漬ける。
 酢と調味料をボウルに合わせ、塩水に漬けた鯵を入れ、さっと洗い、乾いた布巾で水気をふき取る。小骨を骨抜きで抜き取り、皮を剥ぐ。
寿し飯を握り、鯵の内側にワサビを付けて、寿し飯にのせ、鯵を寿し飯に馴染ませる。 ネギとおろしショウガをのせる。
   鯵のマリネ
小鯵の頭とゼンゴを落として、三枚におろし、2ないし3切れにする。
胡瓜、カラーピーマン、人参、レタスなどを切り、ドレッシングで合えて、冷蔵庫に2、3時間置く。
   小鯵の笹焼き
小鯵の頭とゼンゴを落として、三枚におろす。軽く塩をしてしばらく置く。
 熱したフライパンにサラダオイルを少量ひいて、鯵を焼き上げる。
 焼いた鯵を積み重ねるように盛り付ける。
福岡県小石原焼きのお皿です。
   鯵の塩焼
鯵のエラと内蔵を抜いてから、全体に塩を振る。
 金串(鯵の片側に2本のつの字串)を打ってから各ヒレにたっぷり化粧塩を振る。(ヒレが焼け落ちるのを防ぐために、アルミホイルで包む。)
 遠火でじっくり焼き上げる。
 おろし大根、輪切りユズ(レモン)を添える。
(串を打つ位置が悪いと盛り付けたときに鯵がひっくり返っる。
   鯵の南蛮漬け
 鯵の内蔵、エラ、ゼンゴを取り除いてから、水気を良く拭き取って置く。
 鯵に小麦粉を軽く付けて空揚げする。
 水5カップ、酢1カップ、塩少々、砂糖50g,醤油少々、レモン半個分の絞り汁の割合で漬け汁を作る。
 漬け汁に揚げたての鯵とタマネギを輪切りにして入れ、味を馴染ませる。
  鯵の昆布締め
  鯵を3枚におろして皮を引き、小骨を抜き、軽く酒と塩を振り、濡れ布巾で汚れを取った昆布に挟み、ラップをして重石をし、冷蔵庫で数時間ねかせる。
 昆布で締めた鯵を切って、盛り付ける。
 
(鯛の昆布締めと同じ方法。)
  しめ鯵コツ!塩でしっかりしめることと、酢で軽く浸すことが味を左右する。)
 鯵を3枚におろし、腹骨と小骨を取り、身の両面に粗塩をふり3時間以上おく。
 鯵を酢とショウガ汁に入れて、2〜3分浸す。
 鯵の水気を拭き、皮をむき、斜め細切りにし、器に盛り付ける。
 みょうがの甘酢漬を作る。昆布だしと調味料を混ぜて甘酢を作り、さっとゆでて冷やしたみょうがを漬けて1時間以上おく。みょうがを輪切りにして器に盛り付ける。
 加減醤油を添える。
  鯵の天ぷら
 カップ7分目の水に卵黄を加え、良く泡立て、玉水を作る。玉水に氷を入れて掻き混ぜる。玉水にカップ1杯の小麦粉を入れ、さっくり合わせる。
 鯵に下衣(小麦粉をまぶす)付けて(油が跳ねず、揚げ易い)、衣を付け、145度の温度(衣を油に落とし、落ちる速度と上がって来る速度が同一になる状態)で揚げる。
  
美遊人が、船上で料理をしている写真、近日公開。
 乞うご期待
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