京都御所 今の建物が再建されたのは1855年。
中立売御門の前にて 早朝の京都御所
梵燈
妙心寺東林院
(”祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色”とうたわれた樹齢300年の沙羅双樹の古木がある寺。禅宗)、
妙心寺東林院
あかり瓦(梵燈)に小さなあかりが揺れています。
煩悩を消し去る寺の鐘が梵鐘というように、お寺の明かりの意味を込めた”梵燈”のもと、和やかなろうそくのあかりに包まれた空間の中に身を置き、心静かに自分を見つめて下さい。

大覚寺の大沢池で観月会

「観月の夕べ」は9世紀初め嵯峨天皇が大沢池に船を浮かべて文化人と共に遊ばれたことが始まりだと言われている。古式にのっとり大陸風の龍頭船、鷁首船を浮べ、お茶席が設けられ、琴を奏で、平安の王朝絵巻さながらに優雅なひとときが繰り広げられる



←満月法会。月を望む場所に祭壇を設け、お団子や、芋、豆などの野菜、お茶、お花を供え一山の僧侶が出仕して「月天」を招じ、農作物の豊作と人々の幸せを祈願します。

仁和寺観月会
世界遺産 真言宗御室派総本山仁和寺は、888年に創建、かつて門跡寺院として栄えた、格式ある寺院です。皇族や貴族とのゆかりが深かったため「仁和寺御殿」といわれる御所風建築物が特長です。
今回はワールド航空の特別ツアーで観月会に行きました。
   
 仁王門:午後3時30分から借り切りです。
重層、入母屋造の大きな門は高さ18,7mにも及びます。
通常非公開の金堂(国宝)や経蔵(国重文),九所明神(本殿は国重文)、五重塔・初層内部(国重文)等も拝観出来た。  黒書院
御殿回廊
渡り廊下で白書院・黒書院・宸殿・霊明殿が結ばれ、趣の異なる二つの庭園(苔と白砂が綺麗)が見事で往時の面影が随所に残されています 
  霊明殿は、仏堂で仁和寺歴代門跡の位牌が祀られている。
仁和寺を建立した宇多天皇をはじめ、代々の天皇が退位後に、住職(門跡)を務めたことで、門跡寺院として「最高位の格式」を保ってきた。
小さいながらも極めて高貴な位牌に、思わず手を合わせてしまいます。
 御室流は、世界文化遺産、総本山仁和寺を創建された初代門跡、第59代宇多天皇(寛平法皇)を流祖と尊崇し、伝承されている華道流派です。
さらに「花は華なり、心なり。」 の言葉のように、花は私達に人生の深さ、素晴らしさを教えてくれます。
 黒書院

 
       5重の塔の内部、心柱も拝観出来た。 経蔵(重要文化財):内部に釈迦如来・文殊菩薩が安置されている。
角形の回転式輪蔵(りんぞう)
 御影堂:鐘楼の西に位置し、弘法大師像、宇多法皇像、仁和寺第2世性信親王像を安置している。
 南庭の上に輝く満月
神秘的で素晴らしい中秋の名月
  宸殿(しんでん)での 1の膳、美味しい精進料理です。
お酒もお好きなだけ、ツアーに含まれていた。 
 国宝の金堂
仁和寺の本尊、阿弥陀三尊が祀られている。
 仁和寺一番の絶景!
 夕食をいただいた宸殿(しんでん)から北庭を眺める、奥は仁和寺の五重塔1644年、徳川三代将軍家光の寄進によって建てられた
 宸殿の床の間には、寛永9(897)年に譲位、後に出家し仁和寺第1世宇多法皇となった宇多天皇の掛け軸がある。
特別にここで、本格的な精進料理を美味しく味わった。
 御殿の白書院が観月会(10月1日)の会場。ここから目の前に南庭の白砂が広がり、その向こうの勅使門の上空に中秋の満月が昇った。
仁和寺の僧侶たちが白砂の庭を踏みしめ「真言声明(しょうみょう)」の、おごそかで迫力のある、うねりのような声が響きわたる中、平安の昔に浸りながら、心静かな30分であった。こちらの白書院には一般参拝客は外廊下のみで、座敷内には踏み入れることは出来ない特別の会場
                             京都大原・寂光院                                                           宝泉院            
 天台宗の尼寺。聖徳太子が父用明天皇の菩提を弔うために594年創建された。山門への長い石段  第3代住職は建礼門院徳子(平清盛の娘、、高倉天皇の中宮、安徳天皇の母)。1185年源平の合戦で敗れ、平家一門と我が子の菩提を弔い、終生この地で過ごされた。  宝泉院の額縁庭園、
  大原 三千院
  986年天台宗の僧が建立した。仏教音楽(声明)発祥の地である。
 聚碧園(しゅうへきえん):客殿の庭園、聚碧園は池泉観賞式庭園で、東部は山畔を利用した上下二段式とし、南部は円形とひょうたん形の池泉をむすんだ池庭を形成している。江戸時代の茶人・金森宗和(かなもりそうわ・1584-1656)による修築と伝えられている。  わらべ地蔵:有清園の苔と一体となってきれいに苔むしてる
往生極楽院本堂には、阿弥陀三尊像が安置されている。天井は船型で、阿弥陀如来は194m、来迎印を結び台座に坐し、両脇侍は蓮台上に跪坐(きざ)し、向かって右側の観世音菩薩は蓮台を捧げ、左側の勢至菩薩は合掌する。 両菩薩は膝を少し開き、上半身を前屈みにする「大和坐り」といわれる珍しいお姿で、往生者をお迎えするまさにその一瞬を表しているといわれる。 平安時代を代表する三尊像で、国宝に指定されている。 (三千院HPよりコピー)

門前の芹生(せりょう)茶屋。京ゆば膳が美味しかった

秋の京都へ紬の着物に、米沢紬の単衣の羽織りと女房自作の袖無し羽織りで行きました。
三十三間堂 清水七味屋の店先で
割烹平八にて京会席料理
嵐山にて 嵐山の竹林
源氏物語「賢木の巻」に嵯峨野の野宮を
光源氏がたづねるという一節がある。
その野宮がここである。
境内に残る「黒木の鳥居」は、物語の中の
遺風を今に伝えている。
野々宮神社と苔庭
嵯峨野トロッコ列車と保津川下り
トロッコ列車で嵐山から亀山へ トロッコ列車にて保津川下りを眺める

亀岡から嵐山まで2時間の保津川下り
東映太秦映画村
遠山奉行  ”この桜吹雪(実はTシャツ)が目に入らぬか” 映画村の廓にて
(桜吹雪を何度も見せていたら、裃のヒゴ(右)が折れてしまった。
柳生十兵衛と振り袖若衆との決闘 変装参加者一同と
西陣夢祭りにて
京都南禅寺にて
左の写真は京都金地院、南禅寺にて 茶色の紬の着物に、こげ茶色の髭紬の羽織に、紬の袴です。
秋は濃い色の羽織に薄い色の着物が似合うようです
左の女性は結城紬、中央は大島紬の着物

大島紬の羽織に、大島紬の合せの着物で。
 左は高台寺にて
 1606年秀吉の正室北の政所(ねね、出家して高台院)が秀吉の菩提を弔うため開創した

 右はモミジの永観堂にて
 平安時代初期に、弘法大師の弟子真紹僧都により開創。現在は浄土宗

第一礼装 準礼装 新春 新緑
初夏
盛夏
晩夏
ゆかた 初秋
奥の細道
国東半島
秋の木曽路
西陣夢祭り
第5回おとこの着物大全会